こんにちは、じぶんじくのKouです。
今日は「現状を打破する発想の飛ばし方」ついて書いてみたいと思います。
この記事で分かることは?
現状を変えるために改善を重ねていくことは多いかと思います。
ビジネスではPDCA(Plan Do Check Action)が使われることが多いかと思います。この枠組みはとても優れていて”より良く”していく改善には打ってつけの手法です。
一方で改善を積み重ねてもうまくいかないこともあるかと思います。
ずっと営業をして売上は着実に上がってきている。でも少しずつ伸びているだけで何も変わっていかない…このままでよいのだろうか?
そんな時に役立つ考え方をご紹介していきます。
過去から現在を考えるフォアキャスティング
まず始めに改善のこと書きましたが、この考え方をフォアキャスティング(forecasting)と言います。
Googleで検索をしてみるとこのように書かれています。
変化を生み出していこうとするとき、現状からどんな改善ができるかを考えて、改善策をつみあげていくような考え方をフォアキャスティング(forecasting)といいます。
”いま”にフォーカスを当てて、課題に合わせて改善をしていくという意味ではPDCAと似た考え方となります。
これは既存のプロダクトやサービスを提供している時はとても有効になってきます。
しかし、そのやり方でうまくいかなくなる場合もあるかと思います。
既存顧客に対して既存のやり方ではうまくいかなくなった場合、どのようにしたらよいのでしょうか?
未来から考えるバックキャスティング
そのような時に有効な考え方が”バックキャスティング(backcasting)”です。
未来の姿から逆算して現在の施策を考える発想をバックキャスティング(backcasting)といいます。
バックキャスティングをすることで得られるメリットとしては、”いま”ではなく”未来の在りたい姿”に焦点を当てて、これからの行動を決定していくことができるという点です。
「営業で成績を上げたい」という目標があったとします。その時にフォアキャスティングの考え方だと100万円よりもより売り上げを立てることになるので、101万円売り上げるにはどうするか?102万円にするにはどうするか?そのような考え方になります。仮に1年で1万円ずつだとすると110万円にするには10年掛かる計算になります。
一方でバックキャスティングで「営業成績を上げる」ことを考えてみるとどうでしょうか?まず問いの立て方が「10年で150万円を達成するには何をすべきか?」となります。1年当たり5万円ずつ増やさなくてはいけません。そうすると地道な営業活動の数を増やすだけでは足りないので、根本的にやり方を変えなくてはいけません。電話営業や訪問営業だけではなく、メールやSNSでのアプローチを増やしたり、もしくは新商品の開発という考えにもなるかもしれませんね。
まとめ
バックキャスティングは過去の延長ではなく、未来から考えるので”発想を飛ばす”ことが可能です。
現状を打破したいとお考えの方はぜひ試してみてくださいね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
過去から学び、未来を見据えて、現在を懸命に生きていきましょう!