【コラム】「焚き火」から学ぶ

f:id:zibunziku:20211012172611j:plain


こんにちは、じぶんじくのKouです。

今日は「自然から学ぶこと」について書いてみたいと思います。

 

この記事で分かることは?

 

先日、久しぶりにコテージに泊まってプチキャンプをしました。キャンプといっても必要なものは全て宿泊施設が準備してくれているので、要はグランピングです!自然の中にいるだけで様々な気付きがあるのですが、今回は「焚き火」をして気付いたことを書いてみたいと思います。

 

火を燃やすには酸素が必要

まず、当たり前の話ですが火を起こすには「火種」と「燃料」が必要です。この二つがないと火をつけることはできませんね。でももう一つ、火を強めるために大事なものがあります。それが「酸素」です。火が燃えるには酸素が必要だということは小学校のときに理科の授業で学びました。これは人間にも同じことが言えるのではないでしょうか?

こう考えてみてください。

  1. 「火種」→「メンタル」
  2. 「燃料」→「フィジカル」
  3. 「酸素」→「栄養」

よく心身と言われ「メンタル」と「フィジカル」が重要と言われます。もちろん言うまでもなくこの二つは大事です。ただこれを保つためには酸素という「栄養」が必要になります。一心不乱に火を起こしても火の勢いは上がりません。なので適切な栄養を取りながら物事に向かっていきたいですね。ちなみに栄養というのは、食べ物だけではなく、自分が喜ぶことも含めてということです。

強火は短時間で短距離走

ではこれらの「火種」「燃料」「酸素」があれば全てOKでしょうか?確かに火は勢いよく上がります。でも焚き火をしながら思ったのです。勢いよく燃え上がる火はすぐに燃料を燃やしてしまい、失速するということです。

これは表裏一体なので必ずしも悪いことではありません。その時々で使い分ける必要があります。一生懸命頑張って突破するときは「火種」「燃料」「酸素」を追加すればいいのです。一方でずっと追加し続けていたら燃えるものは無くなってしまいます。

状況をしっかりと把握してバランスを取ることが大事だなと、思いました。

芯まで火が通っていると長くしっかりとした強さが出る

ちなみに炭について調べてみると、色んな種類の炭があるようです。中でも備長炭というのは良い炭という印象があります。でも問題は火が付くのに時間が掛かるということです。ただ一度火が付いてしまうとその火は芯から温まり、じっくりと力強く熱を保ちます。

人生は一瞬の勢いも必要なことはありますが、その一方でずっと燃やし続けることはできません。芯に火を灯して、ここぞというときには燃料と酸素を追加して走っていけばいいのですね。

ということはその時々で「燃料=フィジカル」も入れ替える(作り替える)といいのかもしれませんね!

 

今回のグランピングで「火」という自然の贈り物から多くのことを学べました。

あなたには「火種」「燃料」「酸素」この3つはちゃんと揃っていますか?

どれも欠けては生きていけませんので、ちゃんとバランスを取っていきましょう!

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

過去から学び、未来を見据えて、現在を懸命に生きていきましょう!